今日は、イベントの日。
八尾さんに、例のブツ(ノリ眉のスナイパー限定グッズ)を渡すべく、張り切って家をでた。
思いのほか、喜んでいただけたみたいで、有間も嬉しい気分でお家に帰った。

そんな今日の夕方、お通夜に行くことになった。

上司の奥さんのお父様が、突然お亡くなりになったのだ。
本当に突然で、何でも、その日の朝まで元気に食事をし、なんとスイミングクラブに行ったというのだ。
でも、そのスイミングクラブで着替えて、さあ、プールにという時に、突然倒れられて、そのまま帰らぬ人になったらしい。

とりあえず、通夜に行くには、喪服が必要。
しかし、有間は喪服を持っていない。
早速、ママ上に借りたのだが・・・・・・・・・・。

「ママ上〜。これ、入らないよ〜ん」
「ええ〜っ!!」

そう、いつも喪服がいるときは、借りていたのだが、そのときは入っていたのだ。
だが、だがしかし、それが今日に限って入らない。

しばし、呆然・・・。

もしか、もしかして、有間ったら・・・・?

「まあー!もしかして、ジロちゃんったら、また太ったの?だめよだめよ。それ以上太ったら最悪よ〜。前から体重はママよりあったけど、ウエストだけは細かったというのが、救いだったのに・・・いや〜、そんなの絶対に許しませんよ!」

すぐには認められず、心の中でさえ伏字にしていたのに、ママ上、有間の傷口に塩を塗る、塗る・・・。

許さんと言われても、太ってしまったものはしょうがないじゃないか、今は、替わりの喪服を用意してくれるのが、ベストではないのか?
心の中で、そう思ったが、ママ上の主張は止まらない。

・・・ふ、明日から腹筋でもしようかな?
意識を遠くに飛ばしつつ、そんなことを考える有間だった。


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