初体験・・・

2002年1月6日
夜中、激しい腹痛と吐き気に襲われ目がさめた。
経験上、「出すもの出したら楽になる」と言うことを知っていたので、トイレに走っていった・・・が、しばらく粘っても、胃液が上がるだけで、何も出ない。
症状はなにも改善されなかったが、あきらめて、フトンに戻った。

どうせ、明日は、仕事だ。
どうせ、出勤先は、病院なのだ。
今、救急にかかるのは得策ではない。
それに、あのとき、二度と同じ症状で、救急にはかかるまい!・・・と誓ったではないか!

そう、有間には前科がある。

あれは、高校3年。
受験シーズンの真っ只中。
それまで、親と談笑していたのだが、急に激しい腹痛に見舞われて、しばらく、様子を見るものの、痛みは増し、そのうち、立てないくなってしまったのだ。

そのとき、痛む場所が盲腸あたりだったので、時期もじきだっただけに、かなり心配した親が、病院に連れて行ってくれた。

行った先は、近所の個人内科。
普段から親しくしていたせいもあり、老先生は快く診てくれた。

「どの辺が痛いの?」と聞きながら、お腹をしばらくモミモミした後、おもむろに、こう聞かれました。

「いつ頃から、便は出てないの?」
「・・・二日です〜・・・」

老先生は、その後静かに看護婦さんに指示して、診察室を後にされました。
そして、痛む腹をおさえ、これから自分はどうなるのか?と頭の中を疑問符でいっぱいにした有間に、看護婦さんは、にっこり笑って、こう言われました。

「はーい。パンツ脱いでくださーい」

その後、まだ花も恥らう乙女だった有間は、浣腸を初体験し、病院で、腹痛はもちろん、、全てすっきりして帰ったのである。

・・・はっきり言って、恥である。

確かに、世の中には、便秘で救急車に乗って病院に運ばれる人がいるが、まさか、自分の便秘で病院にかかるとは、そのときまで考えてもみなかった・・・というか、まさか、二日ごときの便ピーで、こんな腹痛が起きるとは・・・世の中には、1週間とか、2週間も溜め込んで、「さすがに、ちょっと辛いかな?」などど言って、笑っている人がいると言うのに・・・。

もし今回も、救急にかかって浣腸して治るようなことがあれば、しばらく、院内を歩くことができなくなる(たぶん)

勤めてから初めて、仕事場にいきたいと切に思う有間だった。


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